コーデックって何?音質と合わせて詳しく解説します。

コーデックとは

コーデックとはBluetooth接続する際に使われる音声圧縮変換方式のことを言います。

曲をそのままのデータで送信すると容量が大きいため容量を小さくするために用います。

コーデックは音質と遅延に関わります。

ワイヤレスヘッドホンを買う際はコーデックの知識があったほうがより良い買い物ができます。

ワイヤレスイヤホンでもこの知識を生かすことができます。

ぜひ勉強していきしょう!

Bluetoothってなに?
Bluetoothとは近距離で無線通信するために規格のことを

コーデックってどんなものがあるの

コーデックは種類豊富でメーカー独自のコーデックなんかもあります。
・SBC
・AC
・aptx
・LDAC(ソニー独自)
・HWA
・aptx HD
・aptx Adaptive

以上が代表的なコーデックとなります。

分かりやすいようにコーデックの音質と遅延ランキングを作成しました。

音質ランキング

1位LDAC(ハイレゾ級)
2位HWA(ハイレゾ級)
3位aptx HD(ハイレゾ級)
4位aptx adaptive
5位AAC
6位aptxLL
7位aptx
8位SBC
ハイレゾって何?
高解像度の音源のこと。CDよりも音質が6倍良い。

遅延ランキング

1位aptxLL
2位aptx Adaptive
3位aptx
4位AAC
5位aptx HD
6位SBC
7位HWA
8位LDAC

以上がランキングになります。

音質が良いほど低圧縮になるので、遅延が発生しやすくなります。

反対に遅延が少ないほど、音質が低下していきます。

コーデックでの接続について

次の話が最も大事な話になります。

音楽を聞くために使う端末の話になります。

端末(スマホとか)にもコーデックがあり対応しているコーデック同士で繋がります。

例えば
iPhone10(対応コーデック SBC、AAC)
ワイヤレスヘッドホンA(対応コーデック SBC 、aptx)

この場合は使われるコーデックはSBCになります。

お互いに対応していないコーデック(AAC 、aptx)での接続はされません。

ですのでLDAC対応のヘッドホンを買ったからと言っても端末がLDAC対応していなければ意味がありません。

購入する際はコーデックに気を付けてください。

まとめ

今回のまとめになります。

コーデックは音声圧縮方式のこと
Bluetoothの音質や遅延を決める重要な要素である

もしワイヤレスヘッドホンの購入を検討している人がいる場合

  • 機種がどのコーデックに対応しているか確認する
  • ワイヤレスヘッドホンの対応コーデックを確認する

以上の2点をしっかりと確認しましょう。