皆さんこんにちは。kiokuです。
最近ボカロPと言う言葉が話題になっていますよね。あなたも人生で一度は「なってみたい!」と思ったことがあると思います。
本記事では、現役ボカロpの私がボーカロイドを用いた楽曲制作を始めるまでに用意したいアイテムをご紹介します。
✔本記事の信頼性
この記事を書いている私はボカロP歴5年、ブログ歴1年以上続けています。ブログやTwitterにて情報発信中!
過去に投稿した楽曲はこちらをご確認ください!
はじめに
音楽制作に必要なものはどれもピンキリです。
始めから高い機材を揃えてモチベの高い状態で楽曲を作っていきたい!という人もいるでしょう。
ですが今回は、学生でお金に余裕があるわけではない….でもボカロpになってみたい!という方向けに必要最低限プラスαでこれもあると便利かも!というアイテムをなるべくお財布に優しい条件でご紹介します。
というのも、私もボカロpになりたいと思って機材を買ったのは17歳のときだったので、まあ金欠でした。
でもそんな環境下でも少しの投資でボカロpになれる!というのを皆さんに知ってもらいたいです。
ただ私が揃えたもの以外にも機材というのはたくさんあります。正解は一つではないので、あくまでも一例として参考にしていただけると嬉しいです!
また、今回紹介するアイテムは主に音楽に特化したもので、映像系のソフト等には触れません。ご了承下さい。
①パソコンorスマホ(iphone、ipad)
②音楽制作ソフト(DAW)
③オーディオインターフェース
④VOCALOIDライブラリー音源
⑤ボカロエディタ
⑥楽器
⑦音楽理論の知識
パソコンorスマホ(ios端末)
始めに必要になってくるのはやはり音楽を作るための端末です。
音楽制作ソフトのほとんどがパソコン上で動作するものですが、iphoneやipadには標準で音楽制作ソフトが入っているので、機能に制限はあれど最低限のラインには達しています。
私が使っているパソコンは少し古いもので、ゲーム等はほとんどできませんが音楽制作ソフトは多少重くはありますが動作はできているので、そこまでのスペックは必要無いのかなと思います。
ただ、CPUの性能などは私が購入した時よりはるかに進化しているので今から始める皆さんは同じ値段でも動作は苦なくできると思います。うらやましい!
これに関しては他で紹介してくれているサイトがたくさんあるので、「DTM パソコン」とかで検索してみることをおすすめします(DTMとはパソコン等を使って音楽を作ることを指します)。
ボカロpになるために必要な物の中で、端末は一番と言っていいほど高いですので、色々な情報を見ながら慎重に選ぶことをおすすめします。
音楽制作ソフト(DAW)
次に必要となってくるのは音楽制作ソフトです。
ボーカロイドも音楽なので、アカペラで歌っているだけだと味気ないですよね。(アカペラで聴かせにくる強者もたまにおられますが)
ここで紹介するDAWとは、楽曲の伴奏などを作り、ボカロの歌声と馴染ませる調節などをやってくれるソフトのことです。
DAWの中にはピアノやパーカッション等の楽器の音をボタンを押すだけで出力してくれる「音源」。
出力した楽器やボカロの歌声に、まるでコンサートホールにいるかのような効果をかけたりさまざまなエフェクトをかけてくれる「エフェクター」等の多くの機能が備わっており、楽曲制作のほぼ全てをこのソフト内でこなすことができます。
DAWの中にはstudio one等の無料で使用できるものも少しあります。私も一番最初は「studio one」を使っていましたが、現在はcubaseというソフトを使っています。
その理由は、「オーディオインターフェース」や「ボカロエディタ」の中にはcubaseの下位グレードのソフト「cubase ai」が付属していたこと、cubaseはDAWの中でもユーザーの多いもので、機能等を解説してくれているサイトが多く存在し、扱いを速く覚えられることの二つです。
ボカロ曲を作っている人の中には、iphoneやipadに搭載されている「Garage band」を使っている人も多いように見えます。このアプリは携帯端末だけで動作可能な上、追加音源やプラグインもapp storeにあったりするらしいので、始めるにはもってこいのDAWだと思います。
オーディオインターフェース
ここで紹介するアイテムはパソコンで音楽を作りたい人向けのものなので、スマホで楽曲制作を行いたい方は飛ばして読んでいただいても問題ありません!
オーディオインターフェースは、楽器やマイクをパソコンに繋いで録音することができたり、音楽を高音質で再生するために必要な機材です。
私は音楽を作り始めた当初、ノートパソコンに直接イヤホンを挿して楽曲を作っていましたが、インターフェースを購入してイヤホンを挿して音楽を聴いてみたら、結構音質違うなあ!と軽く感動した記憶があります。
エレキギターなどの録音にはこのインターフェースが必須なんですよね。
もちろん最初は打ち込みだけで楽曲を作るのがスタンダードだろうし、インターフェース無しでusbタイプのヘッドホン等を使って楽曲制作をするときも、仮想ミキサーというソフトを使えば音を聴くことは可能なので、インターフェースは必須という訳ではありません。ですが、あると少し便利かな~くらいに覚えておいてください。
ここで私が最初に購入したインターフェースを紹介させてください。
現在、使用しているインターフェースは「ur22 mkⅡ」です。
まあ最初だったし良し悪しも分からず好みも無いので、ネットで調べて上に出てきたものを買ったんですが、このインターフェースを買って良かったなと思ったことが一つあります。
この機材はsteinbergという会社から出ているもので、その会社から出ている商品の中には、同社製のDAW「cubase」の下位バージョンのソフトが付属しているんですよね。
約1万5千円でオーディオインターフェースと使いやすいDAWが貴方の手に!!是非購入を検討していただきたいです。
VOCALOIDライブラリー音源とボカロエディタ
ボカロpになるために必要なもので特に目を引くのは、やはりボカロ本体のソフトですね。
これは知らない人が多いと思いますが、ボカロの歌声ソフトとボカロを歌わせるためのソフトは別のソフトなので、歌わせて音声ファイルにするには両方のソフトが必要になってきます。
私が使っているのは「VOCALOID 4 Editor for cubase」というソフトで、これはcubaseというDAWの中でも操作可能なやつです。更に先ほど紹介したcubase ai のダウンロードコードも付いてくる!ただ少しお高いのであまりオススメはしません。
他にもおすすめをご紹介します。それは、「ピアプロスタジオ」です。。
これは初音ミクや鏡音リン、リン等のクリプトン製のボカロを買うとついてくるソフトで、別個でボカロエディタを買う必要はありません。
詳しくはこちらを御覧ください。↓
https://piaprostudio.com/?page_id=28
VOCALOIDライブラリー音源(初音ミク等のキャラクターがパッケージイラストになっている物)それぞれにも使いやすさや特徴があり、付属してくるソフトも違ったりするので、ググったり好きなボカロpさんのツイッターを見たりすると、自分の求めているボカロに出会えるかも?
でも一番はやっぱり歌声が一番好きなものを買うことですね。私は音街ウナが一番好きです。
楽器
楽曲制作を助けてくれるのはやはり楽器です。
DAW上で音を出して確認しながらでも充分に楽曲は作れますが、本物の楽器で音を出しながらだと雰囲気を掴みやすい気がします。
演奏技術というよりかは最初はここ押したらこの音出るんだーくらいでいいと思います。あとはギターやピアノ等、楽器それぞれによって出しやすい音というものがあるので、そこも把握していくと楽曲制作に幅が出るかなと思います。
私は最初にこちらのギターを購入しました。
訳アリ品で10000円ほどで購入しました。今でもこのギターは愛用していますし、楽曲制作の手助けになっているので購入して良かったと思います。
ハード・オフなどでジャンク品を安く購入するのも安く済むのでおすすめです!
音楽理論の知識
ボーカロイドに歌わせるメロディが思い浮かばない!どんな音を組み合わせたらいいか分からない!そんな人の助けになるのが音楽理論です。
音楽理論は、自分が表現したい音楽についての基本的な手法を体系化したものみたいなイメージです。
学校の音楽の授業とかでは長調がどうのこうの~みたいなやつをやったと思うんですが、あれも音楽理論のひとつです。音の並びや使い方等を理解していくと、楽曲制作がよりスムーズになります!
最初は感覚でこの音がいいかも!ってやつを打ち込んでいって、思うようにいかないな~って時があったら学んでみるのもいいかもしれません!
私は難しそうな本とかは一切買ったことがなくて、全部ネットにあった情報で楽曲を作ることができたので、分からないことがあったらまずはグーグル先生に聞いてみることをおすすめします。
楽器で好きな楽曲を試しに演奏したりするのも、音楽理論の理解に繋がると思います。
まとめ
今回はボカロpになるために必要なものをざっくりとご紹介させていただきました。
私が用意したものをざっくりまとめると….大体10万円いかないくらいでした!学生さんからしたらお高いかもしれませんが、バイトをがんばれば手に入る金額ですね!
・パソコン(5~6万)
・インターフェース(1.5万)
・ボーカロイド&エディタ(2万)
・安めのギター(1万)
一概にボカロpといっても人によってやりたいことには違いがあるので、自分のやりたいことに見合ったアイテムや知識を見定めて、あなたがなりたいボカロpに近づけるように頑張ってください!
この記事を見た未来のボカロpのあなたが、表現の世界へ一歩を踏み出すきっかけになれたなら幸いです。
音楽理論について軽く解説する記事もいつか書こうと思っているので、よろしければこのサイトのブックマークもよろしくお願いします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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